

「悠久太鼓」は昭和49年(1974)新潟県長岡市の長岡商工会議所創立70周年を記念して、NHK交響楽団常任指揮者の外山雄三氏に依頼して制作されました。太鼓の名前は「越後長岡藩」の菩提寺のある長岡市南西部の丘陵、悠久山にちなみ、全市民に「永く」「久しく」永遠に継承されるよう願って命名されました。翌年から市内の太鼓愛好家が次々に演奏団体を結成し、現在8団体約200名で悠久太鼓連合会を結成し、名実共に長岡を代表する太鼓に成長しました。「悠久太鼓」は各々の団体独自の編曲で演奏され、また悠久太鼓の他にそれぞれオリジナルの演奏曲を持っています。わたしたち「青悠会(せいゆうかい)」は最初に結成された団体で、今年32才になりました。
| 悠久太鼓連合会 | ![]() |
|
| 団体名 | メンバー構成 | |
| 華童会 | 私立幼稚園の園児と職員 | |
| 鶴亀会 | 国立長岡技術科学大学の学生 | |
| 栖吉小学校 | 部活動 | |
| 日越小学校 | 部活動 | |
| 原信 | 食品スーパー「原信」の社員 | |
| 星雲会 | 電子機器メーカー「デンセイラムダ」の社員 | |
| まちだ園 | 特別養護老人ホーム「まちだ園」の職員 | |
| 青悠会 | 一般社会人、学生 | |
| 連絡先 | 長岡商工会議所 悠久太鼓普及後援会 電話 0258−32−4500 | |
年に一度、8月1日の長岡祭前夜祭では、全員が勢揃いして打ち鳴らす「百人太鼓」を市のメインストリートで演奏します。その音を合図にして長岡祭が開幕します。

長岡市民の太鼓として悠久太鼓が誕生し、およそ1年後、昭和50年2月、長岡市社会教育課の呼びかけで太鼓に接し、手ほどきを受けたのが私達と悠久太鼓との出会いでした。市の公報を見て集まった者、サークルで知り集まった者、地域の郷土芸能の会を通じて集まった者など会員もさまざまではありましたが、日本的でエネルギッシュな太鼓に魅力を感じ、情熱を燃やした私達は会の名も”悠久太鼓長岡青悠会”として文字通り青春を悠久太鼓と共にした活動が始まりました。
現在の会員数は約35名。一般社会人、学生を中心に20代から50代まで職業、年齢も様々なメンバーで活動しています。
32年間の活動で出演回数は一千回を数え、この間に、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス(悠久太鼓連合会合同)と海外公演も10回近く実現しました。悠久太鼓の伝統を保存するだけでなく、それを受け継ぎながら、悠久太鼓が長岡の太鼓として益々発展し、郷土芸能として定着すべく打法や演出法の研究と演奏活動を続けています。
| 会 長 | 小林 雅良 |
| 演奏曲 | 悠久太鼓、悠久大花火太鼓、悠久甚句太鼓、悠久囃子太鼓、悠久信濃川太鼓、震災復興太鼓、八丁沖太鼓、他 |
| 加盟団体 | 悠久太鼓連合会、新潟県太鼓連盟、長岡市国際交流協会 |

青悠会は、長岡市の姉妹都市であるアメリカ・テキサス州フォートワース市と、同じく友好都市であるドイツ・トリアー市との間で、太鼓を通じた交流を続けてきました。この間に、フォートワース市の「どんどこ太鼓」とトリアー市の「赤虎太鼓」という2つの姉妹チームができました。両チームとも「悠久大花火太鼓」を私たちと同じ編曲で演奏できますので、3チームのメンバーが集えば、いつでもどこでも大花火太鼓が演奏できます。
2001年8月の長岡祭りではこの2チームと悠久太鼓連合会が長岡で合同演奏会を行いました。この模様は「季刊魅惑の青悠会 2001.8.31号」で詳しく紹介されています。
3チームが一同に会するとこんな状態に・・・
どんどこ太鼓(アメリカ・テキサス州・フォートワース市)
どんどこ太鼓は1998年2月にアメリカ・テキサス州フォートワースに設立されました。若い太鼓チームですが、猛練習の甲斐あって、今ではフォートワース、ダラス近辺をはじめ、遠くルイジアナまで日本祭りや地方祭りに出演してます。青悠会のメンバーが何度も指導に赴き、大花火太鼓の演奏をマスターしました。青悠会と同じデザインの赤はっぴとのぼりを使っています。
赤虎太鼓(ドイツ・トリアー市)
「私たち、今、太鼓を作っています。分からないことがたくさんあるので教えていただけませんか?」うら若きドイツ女性がステージに駆け寄り、美しい日本語で話しかけてきました。「ええ!太鼓を作っているって?そんなことできるの?」1998年9月、場所はトリア市内、ローマ遺跡脇の演奏会場。これが「青悠会」と「赤虎太鼓」との出会いでした。
実はリーダーのヘッキングさん、大の日本びいきで、日本料理を作ったり空手塾を主催したりしていますが、ワイン樽を利用した和太鼓づくりでも匠(たくみ)なのです。
「赤虎太鼓」はトリア大学の日本人名誉教授から和太鼓の手ほどきを受け、また、自分たちで曲を作り、ベルリンでも公演したほどの実績があります。そんな彼らが、悠久太鼓の「大花火太鼓」に惚れ込んで「ぜひ演奏したい」ということから、この5年間、熱心な交流を続けてきました。電子メールやビデオテープを交換したりして、お互いの演奏を勉強し合い、それだけでは物足りず、悠久太鼓が3回、赤虎太鼓が2回、お互いの町を訪れています。そして、姉妹チームとして青悠会ののぼりをプレゼントしました。「赤虎太鼓との交流」もご覧ください。